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札幌・東雁来にユース寮 「しまふく寮」手狭/若手育成へ環境整備(2008/11/13)

今季若手で一番成長したユース出身の西。東雁来から後に続く選手を育てたい

 札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)が、札幌市東区東雁来にある札幌サッカーアミューズメントパーク(SSAP)近くに、ユース専用の寮の建設を計画している。トップチームとユース選手が暮らす独身寮「しまふく寮」(札幌市西区)が手狭になったためだ。実現すれば、今まで以上に若手育成の環境が整い、有望な選手を広範囲から集めることが可能になる。(福田講平)

HFC、来季にも予算計上

 「しまふく寮」には現在、トップの若手9人と、旭川や函館出身のユースの選手9人の計18人が暮らしている。現在ほぼ満員のため、ユースの練習を行っているSSAP近くに、数十人規模の新たな寮を建設する計画を進めることになった。建設費や土地取得などクリアすべき問題はあるが、早ければ来季にも予算計上する考え。

 ユースが充実しているクラブとしては、2004年に全日本ユース選手権を制した広島が代表格。森崎和幸・浩司兄弟をはじめ、日本代表サイドバックの駒野友一(現磐田)、柏木陽介ら有望選手を次々と輩出している。

 強さの理由の一つは、国内トップクラスの環境だ。広島のユースは全寮制で、県外の有望選手も多数受け入れる体制が整っている。森崎兄弟は広島県出身だが、駒野は和歌山県、柏木は神戸市出身だ。

 現在、札幌のトップチームにはユース出身者が石井、藤田、西ら5人いるが、岩見沢市出身の鈴木も含め、いずれも札幌市か札幌近郊出身。新たに寮ができれば、全道各地に加え、道外からも逸材を集めることができる。

 HFCの矢萩社長は「J2に降格した来季は、今季より強化費を減らさなければいけないが、育成のためのお金はカットしない。若手育成を柱とするクラブとしては、寮建設を含めた環境整備をこれからも進めていきたい」と話している。

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