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東京港から-洋上にて-長崎へ(1)

本日より2007年の4月に2週間かけて回った長崎の旅の連載をはじめます。この長崎の旅は私にとって、満足度が今までの旅の中でベストだった旅。五島列島など離島を合わせて12の島を回り、キリスト教教会群や史跡を回るというテーマで、そのテーマを最優先、それ以外のスポットは全くパスするといった具合で、テーマに集中して回りました。教会だけでも50を超える数を回ってきたのですが、あまり皆様がいかれないレアな旅ルートだったので、専門書などから情報を得て旅をしました。昨年にもこつこつこの旅の記事は書いていたんですが、アウトラインを伝えるだけで、本編までいかないまま半年ほど放置しておりました。ここから本編をお送りします。

というわけで本当のスタート、自宅からの写真で。こんなふうに荷物を積んでいます。第1日目のこの日の移動は東京はお台場有明の東京港フェリーターミナルまでとなります。

自宅からだいたい1時間ほどで東京港フェリーターミナルへ到着します。ここは有明埠頭の一番突端のところにあります。綺麗な建物なのですが、なんといっても場所が悪い。テナントも入れるようになっているビルなのですが、一つも埋まっていません。付近には倉庫やらいっぱいあるのですが、モノがいっぱいあっても人の気配がないところです。

こちらが今回乗船するオーシャン東九フェリーです。このフェリーは結構お気に入りで、2004年日本一周時、2006年の四国お遍路と今回で3回目の乗船となります。東京から徳島を経由して北九州・新門司港までを約33時間かけて運行しています。まずはこの船に2泊するということですね。

というわけで乗船。こちらは一番上のデッキになります。過去2回は12月に乗ったのですが、そのときと比べて今回は非常に客の数が多かったですね。船旅が珍しいとみて、多くの人が船内をわらわら散策していました。私はいい加減よく知っているのですが、最初ってみんなそうですよね。気持ち解ります。
というわけで落ち着かない船内から一人デッキに来て見ました。なぜかここには誰もいません。

船から見た東京港フェリーターミナルです。

場面はいきなり変わって2日目となります。この日も1日船内で過ごすこととなります。船内というのは本当にのんびりです。出来ることは限られますからね。私は本を読んで、ちょっと飽きたらデッキにでてぼけっとしています。
東京−北九州間を33時間で結ぶこの航路。出航は19時という時間なので船中2泊となります。日本の航路の多くが翌日には到着するので、丸1日を本当に船内で過ごすというのはかなり希少な体験です。これが初めてだと本当に手持ち無沙汰になるんですよね。私はいい加減なれましたが。逆に言えばぼさっとするのが好きな人には最高です。早朝からビールなんてのもありです。どちらにしろ何も出来ないんですから。

デッキからの写真の合成です。ひたすらにこんな景色を眺めます。

こちらはデッキより右舷方向。対岸は紀伊半島になります。太陽はだいたい船の真後ろですね。すなわち右の紀伊半島は東。ということは船は紀伊水道に入り、徳島港へ向けて北へ進んでいることになります。東京港から乗って朝起きるといつもだいたいこんな位置ですね。船から見る陸地というのはなかなか見ることの出来ない景色です。貴重ですよね。
ということで船はまずは中継地の徳島港へ向かいます。

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