- 2007/02/02 00:03
- 四国お遍路2006
お遍路に行くにあたって、一応の参拝方法は調べました。といってもそこでやっと寺には本堂と大師堂の2つでお経をあげることを知った程度の認識しかもっていなかった私。実際に寺に行ってみると右も左も分からず右往左往するばかりで、一通り知ったようにやるもただこなしているだけで身に入るものがありませんでした。ゆくゆく寺を回るうちにいろいろ見聞きして寺の楽しみ方が分かってくるわけですが、やはりこの四国お遍路、寺を楽しむことが醍醐味であると思うわけです。
遍路での重要なポイントである88の寺。遍路が霊験的な旅であることを踏まえて、寺を楽しむために知識などを入れつつ参拝方法を記事にしてみようと思います。
手書きで申し訳ありませんが、これがおおよその寺の境内図です。寺によって規模や置いてあるものが違いますが、88の寺に必ずあって、参拝の際必ず通る順路を示してみました。
まずは大きく6つの行程。①山門から入る→②水屋で手と口をそそぐ→③鐘楼で鐘を突く→④本堂参拝→⑤大師堂参拝→⑥納経所にて納経、で終わりです。その他各寺それぞれの由緒に沿ったお堂、塔や像などがありますのでそちらも隈なく見るようにしたいところです。
さて、まずは①番から。山門ですね。寺の門なのですが山門です。平地でも寺の門は山門といいます。寺に山号があることは前にも言いましたが、仏教、とりわけ真言宗のような山に霊場があると考えている場合、この山門から仏へと繋がる道が開けるということになるわけです。寺にはあちこち入る道がありますが、やはりこの山門から入りたいところ。私は遠回りしても山門から寺に入ることを心掛けました。一礼してから山門に足を踏み入れます。
写真のような金剛力士が門にいる門を仁王門といいます。金剛力士は寺を護る守護神の意。2体で1対が基本で、それで仁王門。
②山門から寺に入ったら水屋を探します。これを見つけて手と口を漱ぎます。参拝に使う手とこれからお経を読む口を清める意。仏に臨むには清らかな体でということ。トイレに行った手で線香を上げてお経を読むというのはちょっと甲斐なしですよね。
水屋は比較的山門に、つまり入り口に近いところにあります。
③鐘楼にて鐘を突きます。これは参拝に来たことを本尊様に報せ、起こす意。ですから、これは本堂に望む前に行います。本堂に行った後では意味がないわけです。参拝後に鐘を突くことを「戻り鐘」といってご法度とされています。お経を唱えてご本尊に挨拶しているのにさらにご本尊を起こすこと、どう考えても悪い行いですよね。最初私は力強く鐘を叩いていたのですが、これを知ってから控えめにしました。音の大きさじゃないでしょうから。
この鐘は寺によっては付けないところもあります。鐘楼のところにある但し書きをよく読みましょう。
てなところで続きは次回。
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- 写真で見る参拝作法 (1) - 茜食堂 より




