- 2007/02/05 23:59
- 四国お遍路2006
簡単にではありますが遍路グッツのユーザーレピューをしておきます。
まずは身に着けるもの。白衣、金剛杖、輪袈裟、菅笠、数珠といったところでしょうか。白い服は死人が身に着けるもの、浮世との隔てを意味します。金剛杖は空海の分身とされ、また遍路中に死を迎えることになった場合の墓標にします。金剛杖の上端に地水火風空と書かれていますが、これは五輪をあらわしています。五輪とは墓石によく使われる言葉です。いかに昔の遍路が過酷なものだったか偲ばれますね。輪袈裟は正装をあらわすらしく、トイレや食事のときは取ります。数珠というのは非常に仏教では重物のようで、実は仏教徒でない人は持たないほうがいいようです。
それらをどう身に着けるかというのが問題ですが、完全装備をしている人もいますし、全く何もつけていない人もいました。歩き遍路の方はフル装備で、車の方はつけていない方が多かったです。ちなみに私はオートバイだったので金剛杖と菅笠は遠慮させてもらいました。積載するにはあの杖と笠はむしろ危険を誘発してしまいますので。遍路の格好については別に強制ではないので人それぞれだと思いますが、どうせ遍路をするなら格好をつけたほうがいいというのが私の考え。でも、格好だけ付けても意味ないですからね。格好云々よりどう遍路をするか、そして遍路の体験をどう生かすかでしょう。
次に巡礼用小物ですが、お経の際の経典帳、ロウソク、線香、お賽銭。これらはまともに巡礼するなら必需品です。あとは納経する方は納経帳と御影帳。納経とは寺に収めたお経の証明としていただく朱印と墨書きの証書ですね。これは販売されている納経帳でないともらえないことになっています。その納経する際に一緒にいただける寺の本尊のおすがたを写した和紙を入れるのが御影帳。これがないと正直整理が付きません。私はこれをズタ袋に入れておりました。
次に必要なのが地図ですね。これを選ぶのが一番難しい。これがないと歩きにしろ車にしろよほど四国全域に土地勘がある人じゃないと遍路は出来ません。私のお勧めはやはりへんろみち保存協力会が出している四国遍路ひとり歩き同行二人ですね。非常に詳細な地図で遍路道には赤ラインが引っ張ってあります。宿の情報も豊富で非常に役に立ちます。ただこの地図は東西南北が全くでたらめになっている地図なので方位の感覚がまるでないのが欠点。私はツーリング用の地図のツーリングマップルと併用しました。
最後にもうひとつグッツとして紹介したい本があります。満願寺教化部というところが出版している四国へんろ-めぐりやすい八十八ヵ所-という本。これは抜群。寺にまつわる伝説や見どころを一寺一寺詳細に解説したガイドブック。指南本という性格でも初心者に非常に分かりやすくて有り難い。私は宿でひたすらこの本で訪れる寺の予習と復習をしていました。仏道にかんして全く分からないと言う方はこれは読んだほうがいいです。私はこの本のお陰で巡礼が楽しくなりました。1000円。
ざっとこんなところ。ちなみに代金はフル装備で20000円は超えます。笠と杖と数珠を持っていない私でも17000円でしたから。これに納経代が300円。88寺で納経代だけで27000円。これが四国遍路が大人のスタンプラリーといわれる由縁です。
少しでもグッツ代を浮かしたいと言う方にちょっとだけお知らせ。遍路グッツは大方の人が1番の霊山寺で買うと思いますが。2番の極楽寺でもほぼ同じものが売っていて、こちらのほうが少し安いです。私は必要最小限のものを1番で買って残りの多くを2番で買いました。あと消耗品のロウソクと線香は100円ショップのもので充分です。ちなみにお賽銭はあらかじめ5円玉を200枚用意していきました。ただ寺によって両替をしてくれるところもあります。
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