- 2006/01/12 00:00
- 西日本・四国 2004
10月30日 雨
能登路の旅の続き。天候は小雨が降ったり止んだりとはっきりしない天気が続く。
10:30、関野鼻パークハウス(地図)に着く。ここ関野鼻からは能登の西海岸の断崖能登金剛がここから南へ20kmほど続いていて、それを一挙に眺めることができる。曇空のせいか、非常に寥々とした風景。
そこから数分のところにあるヤセの断崖(地図)。ここは作家松本清張原作の映画「ゼロの焦点」が撮影されたところ。見るからに見栄えのする高く切り立った断崖で、恐らく落ちたら死ぬだろう。どこから能登は自殺率が高いと聞いたことがあるが、今これを面前にして、確かにこれだけ陰鬱とした光景を毎日見せられたらなと考える。
ゼロの焦点は、新婚の夫が自殺した謎をその妻が追うサスペンス。能登半島を舞台にその謎解きと清張流の人間味溢れる温かみがある物語。
11:00、道の駅とぎ海街道(地図)に。ここにはギネス登録もされているという世界一長いベンチというものがある。いわゆるB級スポット。何の意味があるのか分からないが、とりあえず座ってみる。
11:20、千畳敷岩巌門(地図)。これは上から映したもの。写真に写っている岩に穴が開いていて、遊覧船に乗るとその穴を通ってくれるとのこと。ちょうど遊覧船が岩の裏へ回ろうとしている。
11:30、旧福浦灯台へ。これが現存されている日本最古の木造洋式灯台とのこと。ただし、現在は灯台としての機能は果たしておらず保存されているものだ。
灯台の裏にまわり、海を眺める。やはり寥々とした風景。実は原作ゼロの焦点では室田佐知子はこの付近から船を漕いでいったとされている。ヤセの断崖は無論見栄えの問題だ。
雨は小降りと大降りを繰り返す。灰色と雨の能登路の旅。大降りになると雨宿りをして小振りになると出発する繰り返し。ただ止むことはない。雨は体に堪える。でも、なぜかこの能登はこんな天候こそ旅をしなければならないような気がする。
14:00、羽咋市気多大社(地図)。気多大社は能登一ノ宮、つまり能登で一番格式のある神社ということになる。
気多大社は縁結びに一番効き目があるとのこと。このように恋愛絵馬がかなりの数かけられている。神社といえどもハイカラである。僕といえば、旅の無事を祈って交通安全のステッカーを買うといったところ。
この後は国道を使ってノンストップで金沢まで。16:00に金沢に着く頃にはもう土砂降りに。灰色の空と雨のなかにも味を感じた能登の旅が終わったが、それでも疲労は溜まっていく。非常に困難な一日となった。
10月30日 曇→雨 石川県能登町→金沢市 209km
10:00 志賀町関野鼻・ヤセの断崖
11:00 道の駅とぎ海街道
11:30 旧福浦灯台
14:00 羽咋市気多大社
16:00 金沢市金沢YH着
18:30 夕食
20:00 風呂
21:00 談笑
1:00 就寝
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- scene 39-2 石川 志賀・羽咋 - 茜食堂 より








