ホーム > 西日本・四国 2004 > scene 41 京都 宮津・伊根

scene 41 京都 宮津・伊根

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府宮津市中野 天橋立ユースホステル

11月1日 雨 京都府宮津市 1289km (9663km)
7:30に起床。朝食を摂ってからしばらくは宿のペアレントさんと談笑に耽る。というのも外は雨。ちなみにこの地区の天気予報は晴れである。外を眺めると空の一部は雲が掛かっていなく快晴に見えるが、目の前は土砂降りなのだ。ペアレントさんの話によると、こうなると一日降ったり止んだりとぐずついた天候になるという。こういう天気をこの地域では時雨れるという。この時期は山陰の山々から流れてくる雲によってよくこういう天候になるという。時期ものなのだ。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府宮津市大垣 傘松公園より

外は雨。ここ数日無理をしてきたこともあって早々と連泊を決める。そろそろのんびりしたいところでもあった。オートバイには乗らず、歩いて天橋立地図)へ向かう。


画像(135x180)・拡大画像(480x640)

京都府宮津市大垣 傘松公園より

天橋立は砂嘴の北と南で景観が劇的に変化して、どちらも楽しませてくれる。僕が来たのは北側。ロープウェーがあるほう。宿の人の話によると、ロープウェーにそって展望台に登る階段があるということなので、そちらで展望台に向かった。
天橋立の北側、傘松公園では股のぞきができる。股の間から天橋立を見ると、天に昇るような光景が見えるという。是非上の写真を180度反転して見てみてほしい。


画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府宮津市上世屋付近

12:00、傘松公園から戻ってくるころには雨も止んだので、少しオートバイで走ることにした。時間も時間なので丹後半島をまわることに。国道178号を北上して一時県道にそれて世屋という集落へ。山間の斜面に成立しているこの集落をスイッチバックをするようにジグザグに登っていく。道は舗装こそされているが狭く、まさに昔の山村の趣き。壊れかけたわらぶき屋根の家が多い。きっと過疎化が進んでいるのだろう。途中で二宮金次郎の像を見つける。その側に小さな校舎らしき建物と小さなグラウンド。恐らく昔は分校か何かで使っていたのだろう。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府宮津市上世屋付近

上世屋よりさらに奥へ向かおうとしたが、土砂崩れで道が寸断されていた。この年は台風による洪水など水害が多く起きた年で、とりわけ京都と兵庫は大きな被害を受けた地域だ。昨夜宿のペアレントさんと話していたが、まだ都市部で流された家屋の残骸が散らばっている地域があるという。この山間の道路の復興まで手が入らないのだろう。
先に行こうにもどうにもならない。引き返す。


画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府伊根町平田 伊根の舟屋

14:00、国道178号に戻り北上。伊根町の伊根の舟屋(地図)へ。天橋立YHのイチオシスポット。


画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府伊根町平田 伊根の舟屋

木造家屋が海に面していて、中には船を家屋に収納できるように海水が張られている家もある。伊根の漁師はこの舟屋を作業場に、そして舟屋の裏に走る生活道を挟んで母屋を持ちそこで生活しているとのこと。そんな舟屋が伊根湾を取り囲むように並んでいる。これはすごい。言うまでもなくこの母屋は海が凪であることが前提。一年中良質の海の状態を維持出来る地にしか造れない舟屋、日本でも数少ない形態で、ここ伊根が日本でも最大規模の舟屋群になっている。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府伊根町平田 伊根の舟屋

小高いところから伊根を舟屋全景を見渡す。これは本当に貴重なものを見せてもらった。


画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府伊根町泊付近

舟屋を堪能してからはさらに北上、丹後半島一周を試みる。丹後半島を一周するに国道178号を進むが、出来るだけ外周を走るために時折海岸線に沿って走る道を選んで進む。伊根の市街地からはほとんどが断崖だった。その断崖を縫うように狭いワインディングが続く。丹後半島は浦島太郎伝説が伝えられる地。どんよりした曇空に靄が掛かる海の光景がずっと続いている。それは幻想的で伝説的でロマンチックというよりは、非常に現実的で厳しい情景に映る。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府伊根町津母付近

断崖の小さな入江にある集落。写真に写っている青いものは家々の屋根に被せられたブルーシートだ。恐らく先の台風で屋根が飛ばされたのだろう。この集落に辿り着くまでに土砂が崩れて道路が半分ほど埋まってしまった地点が幾つかあった。もともと車が一台通ることが出来る幅程度の道でだ。オートバイだから通れたものの、車で通れるのだろうか。国交省の黄色い道路パトロールカーや警察のパトカーに何台も遭遇した。しかも途中でまた雨が降ってきた。僕は雨が当たらない場所を探してオートバイを停めてカッパを着る。非常に危険な匂いがする。早くこの地を離れなければいけない、そういう気にさせる地だ。

画像(180x135)・拡大画像(640x480)

京都府京丹後市丹後町袖志 経ヶ岬灯台

その後は国道178号に戻って丹後半島を一周。寄ったのは経ヶ岬灯台(地図)のみ。18:00には宿に戻った。休息日のつもりが雨も降って、体力的以上に精神的にきつくストレスのある冒険的な旅になった丹後半島一周だった。


画像(135x180)・拡大画像(480x640)

京都府宮津市大垣 傘松公園より

11月1日 曇→雨 京都府宮津市→伊根町→京丹後市→宮津市 129km

7:30 起床
10:30 出発
11:00 傘松公園・天橋立
12:00 丹後半島一周出発
14:00 伊根町・伊根の舟屋
16:00 経ヶ岬灯台
18:00 宿(天橋立YH)着
18:30 入浴
19:00 食事
22:00 就寝

]]>

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.helloalive.com/blog/890/trackback
トラックバックの送信元リスト
scene 41 京都 宮津・伊根 - 茜食堂 より

ホーム > 西日本・四国 2004 > scene 41 京都 宮津・伊根

検索
フィード
メタ情報