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幻夜/東野圭吾

  • 投稿者: hello
  • 2008/01/16 23:59


幻夜 (集英社文庫 (ひ15-7))

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東野圭吾です。個人的にこれが4冊目。少ないですかね。
ドラマ化した「白夜行」の続編的な物語と位置づけられる本作ですね。非常に大量。分厚い本です。続編「的」としたのはどうも原作者本人が本作についてあまりそういう視点で見てもらいたくないとコメントしているようなので。でも、明らかに時系列が並んでいる本作と白夜行。こういうコメントもファンなら鵜呑みにしてしまいますよね。前に東野氏について策士と評したことがあるのですが、まさに策士。いや、そういう意味で策士といったんじゃないですがね。この人は非常に読み手を騙す策を知っていて、それでもって一方で文芸ロマンを心得ているのですね。例えば、彼のお話には罪を犯すには非常に純粋な理由があったり、その純粋さゆえに罪を犯すとかそういうのが多い。純粋ゆえに苦労する。これは売れるよという印象。
それにしても、もう一人の主役の男の件は、まさにドラマ白夜行で採用されたストーリーですね。原作にはない新しい視点でドラマを作っているなとドラマに高評価を与えていたのですが、なんだ、ここから採っていたのかと。なかなかいい映画だなと思って観ていたら、どうも知っているシーンばかり出てきて、良く観るといろんな映画のいいシーンの寄せ集めで出来上がっていた映画だった、というのと同じですね。知らないほうが良かったというか、がっかりというか。後で知ってがっかりというのが一番嫌ですね。
本は面白かったです。


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東野圭吾「幻夜」

東野圭吾著 「幻夜」を読む。
このフレーズにシビれた。
 彼女の中ではすべての青写真は出来上がっている。最初から彼に口を挟む余地などないのだ。また、彼が最終的に合意すること…

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