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scene 2-3 室蘭

9月1日の朝日。
この日の早朝、宿にいる皆で朝日を見る約束をして、チキウ岬に向かった。昨日の台風はすでに姿を消していて、太平洋は凪を見せていた。

室蘭の最後の仕上げに、絵鞆半島の突端「白鳥大橋」から半島をなぞる様に海沿いを走った。先に述べたとおり絵鞆半島は太平洋に面する全ての海沿いが断崖になっており、あまり知られていないが、この付近から道道919号に続いていく絵鞆半島・海沿いルートは屈指の絶景が続くツーリングルートなのだ。

絵鞆岬(地図)。展望台が整備してあり、断崖の高台から見る大黒島がとても印象的。見方を変えれば白鳥大橋もいい情景だ。

絵鞆岬から海沿いに南下すると、マスイチ展望台(地図)がある。奇形断崖を見下ろすとなかなかの迫力。奥にあるのは舟見町の船見漁港。ここは野鳥の観察地でも知られている。

そのまま進むと一度住宅地に戻るが、そのまま海沿いの道を進んでいく。地球岬(前述)を過ぎると、間も無く道沿いに見えてくるのがトッカリショの展望ステージ(地図)。知床や積丹に並ぶ見事の絶景なのだが、あまり有名でないのは、比較的安易に辿り着けてしまうからだろうか。

展望ステージからそのまま視線を右に写す。これがトッカリショ岬になる。

展望ステージからこのトッカリショ浜に降りられる道があり、そこを降りてみる。奇岩に囲まれた小さな浜で、見下ろしていた断崖を今度は見上げることが出来る。

静かでプライベートビーチさながら。僕のほかに昆布を取っている地元の人が1人。過去に人が住んでいたと思われる古びた家屋があり、壊れた船や漁師の道具や家財道具があたりに散乱している。

道道919号から鉄鋼の街室蘭を見下ろす。先には白鳥大橋も見える。絵鞆半島の断崖に囲まれるようにこの街は存在している。道道919号は一方に海を、もう一方に街を見下ろしながら走る道だ。

室蘭の坂は長くて急だ。道道919号から街に入っていく道はみなこうなっている。

イタンキ浜(地図)。ここが絵鞆半島の付け根。断崖は終わり、ここから苫小牧に向かう道はずっと平坦が続いていく。
イタンキ浜は歩くとキュッと鳴る「鳴り砂」で有名。だが、歩いてみても鳴らなかった。最近の汚染で鳴りが悪いらしい。
ここで道道919号の旅は終わり。それはすなわち室蘭の旅も終焉。これから東に向かって旅を進めることになる。

古き街並みを見せてくれる室蘭の街。そして、絵鞆一周道路を中心にした絵鞆半島の断崖郡。あまり知られていないが、この室蘭・絵鞆半島はこの小さい半島に旅の楽しみが濃縮されている良質のスポットだ。

関連リンク

海上保安庁第一管区 室蘭海上保安部HP
-チキウ岬ライブカメラあります
室蘭ユースホステル
-イタンキ浜のライブカメラがあります
ムロナビ
(社)室蘭観光協会

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