- 2005/08/23 00:05
- 北海道・東北 2004
9月10日 北海道羅臼町
5:30。起床。天候は晴。この日は予定だった羅臼岳の登頂に望む。
コーヒーを一杯啜り、山頂で食べる食事の買い込み。ここで一緒に登る人と合流。3人で登ることになった。
7:45。知床横断道路を渡り、先日訪れた岩尾別温泉ホテル地の涯から登山を開始。羅臼岳の登山ルートは地の涯から登る岩尾別ルート(地図)と僕の宿泊地である国設羅臼温泉野営場から登る羅臼ルートとあり、無論、羅臼ルートのほうが勝手が良いのだが、中級者向けの羅臼ルートより初級者向けの岩尾別ルートを選択。僕はまともな山登りは今回は初めてで、他の2人も何回か登ったことがある程度というところだった。
初級といっても登山。写真のような岩でできた谷を文字通りよじ登る。普段の不摂生かそれとも運動不足かタバコの吸い過ぎか、息が切れかなりしんどい。もう若くないと悟る。
上を見上げるてもあまり進んでいないことが分かるのであまり上は見ない。涼しいのだが意外と汗をかく。だが、体を冷やしてもいけないので、その調節が結構難儀だ。何故人はこんなしんどい事を好んでするのか、ということを考えながら登っていく。
途中、熊と遭遇したという人が下山して来た。その人は単独山行していたので、危険だからと僕たちと一緒に登ることにした。これでパーティーは4人。山には熊がいる。熊除け鈴は必須。静かな山内にチリンチリンという音が響く。
羅臼平(地図)付近。もう2/3は超えている。あの岩塔が羅臼岳頂上だ。
羅臼平より羅臼方面を望む。快晴で今日も国後が見える。
最後の岩塔を登る。ところどころが紅葉。普段のこの時期なら美しい紅葉も見れるとのことだったが、今年の猛暑と残暑で、紅葉が進んでいないらしい。
ルートから北方面を望むと、知床連山を望める。手前から三ッ峰岳(標高1509m)、サルイシ岳(1534m)、硫黄山(1569m)。
12:30、羅臼岳(標高1661m)登頂(地図)。標準予定時間の4時間を30分ほど過ぎての登頂だった。
風はかなり強いが、景色はとてもすばらしい。写真は羅臼岳山頂から南方面を向いたところ。先日の羅臼湖が見える。
山頂より羅臼市街方面。知床峠からの裾野を縫うようにして走る知床横断道路を見ることが出来る。
一通りの写真撮影を終えて、昼食に入る。携帯してきたガスバーナーで湯を沸かし、カップラーメンとおにぎり。食後にコーヒー。この雄大な景色をおかずにできることは滅多にない。
と悠長に休憩していると、大きな雲の塊が押し寄せてきて、文字通り僕たちは雲にまかれてしまった。絶景たちはあっという間に白い煙の中に消えてしまった。
雨が降る。いそいそと片付けて、山を降りることにした。
程なく雨は降ってきた。オートバイ用の合羽を着込む。その後は非常に困難で、つまりしんどかった。登山靴など無論持っていない僕はワークブーツで登山をしていたのだが、下りの途中で肉刺を潰してしまった。そんな痛みの中足に力が入りにくい状況で、さらに雨で滑りやすくなった岩を降りなければならなかった。登山の帰りがしんどいという言葉をそのまま受け入れるような形での僕の下山だった。
肉刺をかばいながら歩いていると今度は他のところが痛くなってくる。また違う肉刺が潰れる。途中雨で出来たぬかるみに足を取られる。這うように下山したのが17:00。丁度下山したときに雨が止んだ。予定の倍の時間が掛かってしまった。パーティーにとてもを迷惑をかけてしまった。
登山口の小屋でしばし休んでからテントに戻る。テントに篭って棒になってしまった足を労わりながら、雨に濡れた服や合羽と雨で冷えた自分の体をランタンの熱で乾かす。テントを締め切るとランタンの熱でもいくらか暖かくなる。
さすがにこの足で温泉に入りたくはなく、そのまま就寝。
台風に羅臼おろし、そしてこの日の登山。何かとの自然に触れて、辛酸を味わったこの羅臼の滞在の最終日を終えた。
9月10日 北海道羅臼町・斜里町 晴→雨
5:30 起床
6:30 出発
7:45 登山開始
12:30 羅臼岳登頂
17:00 下山
18:30 キャンプ場着
21:00 就寝
関連リンク
羅臼町ホームページ
羅臼岳-気象庁HPより
知床半島・羅臼の山々-ライブカメラ・インターネット自然研究所より
羅臼岳山行報告-一人歩きの北海道百名山
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