- 2005/10/13 00:00
- 北海道・東北 2004
10月2日 曇→晴 北海道余市町 5996km
3月に跨った北海道の旅。最後に来ようと決めていたのがここ余市と積丹。自然美溢れる北海道の中でさらに自然が遺されている地として知られる、断崖の景勝地。僕が好きな北海道の中で最も好きな地の一つ。3年連続で訪れている、何度来ても飽きない地だ。
そして、余市のライダーハウス岡本。昨年もここをベースに積丹周りをした。比較的新しいライダーハウスで設備が充実。ここのママは隣のモッタ海岸で雨の中テントを張っている旅人を見てからライダーハウスを始めることを思い立ったという旅人思いの方。昨年訪れた時、旅人の僕を自分の居間に招いてくれ、醤油に漬けたばかりの薬品の匂いのしない生のいくら丼を食べさせてくれた。そんなアットホームの宿。
そんな思い出を胸に、そして改めての余市、積丹の滞在。
ライダーハウスおかもとの宿泊者は僕を含めて3人。それもみな札幌のシューティングスターロマンスで顔見知り。昨夜の天気予報で午前中は雨だと知り、昨日はたかをくくって深夜まで新しい従業員の方と4人で騒いでいた。
9:00にやっと起き、10:00になってみなで歩いてニッカウイスキーの余市蒸留所(地図)へと向かった。
第1貯蔵庫内。樽内でウイスキーは貯蔵され味を深めていく。施設内ではウイスキーの製造の仕組みが公開されていて、実際に作られたウイスキーの原酒などを試飲することができる。
施設内のゲストハウスという建物から余市蒸留所を一望することができる。
創業者竹鶴政孝はウイスキーの本場スコットランドを同じ風土を持つ余市でこそウイスキーを作る場として相応しいと始めたのが余市ウイスキーの原点。今こそ僕たちに根付いているウイスキーの原点がここ余市にある。
12:20、ニッカを離れ、昼食。再度柿崎商店へ来てホタテ丼を食す。
14:00、天候の回復を待ち、ウイスキーの試飲の酔いを醒まして積丹へ向かう。天候の回復直後の空はとても澄んでいる。
積丹はソーラン節発祥の地といわれているが、これと同じような碑が余市にもあり、どちらも発祥の地と主張している。鰊漁で歌われた歌として知られ、今はよさこいソーランなど祭りで華やかに歌われるソーラン節だが、かつては昼夜働かされた労働者を眠らせないための労働歌として歌われていたという側面も知っておかねばならない。
15:00、積丹町婦美の浜婦美海岸(俗称クリスタルビーチ)といわれる海岸(地図)へ向かう。ここは道道913号から獣径を40分歩いた先にある。道は倒れた木が道を塞いでいたりと荒れ放題。トレッキングというよりはアドヴェンチャーに近い。
なぜクリスタルビーチと呼ばれるかというと、ここでは恐らくビンの破片だと思われる、半透明色付きの欠片が波に洗われて丸くなった綺麗な石が多数転がっているのだ。
番屋にはかつて使われていたと思われる漁具が散乱して置いてあった。この海岸はすべて断崖で覆われている。このような場にまで漁場を広げていたのかと思うと、何とも苦労が偲ばれる。
17:00、積丹出岬灯台(地図)へ。ここら一帯は積丹岬と総称されるが、正確にはこの灯台は積丹岬の灯台ではない。積丹岬はこの出岬灯台から2km弱ほど西へ向かった先にある(地図)。
浜婦美海岸からこの積丹岬まで4kmほどの距離。にも拘らずここに来るまでに2時間も掛かっている。何をしていたかというと、この途中で3万円を落としてしまった。勿論探したが見つからず。もしこの付近で3万円が入っている封筒を見つけた方は、是非人の金だと思って有り難く使って欲しい。
出岬から撮った積丹町入舸町集落の夜景。積丹半島は左右が突出していて真ん中が湾になっているが(地図)、その右側、北端にあたる集落である。
積丹岬周辺にある島武意海岸(地図)。積丹岬の駐車場からニシン漁のために掘られたという狭いトンネルを抜けた先にある。撮影位置から断崖を下る道が整備されていて、海岸に降りることができるのだが、この日没の時間ではさすがに断念。
地平線の先に漁船の漁火が見える。
この後は宿に戻り、金を落とした阿呆な話を肴に、みなと妬け酒に明け暮れた。
10月2日 曇→晴 北海道余市町・積丹町 100km
9:00 起床
10:00 ニッカウヰスキー
12:20 かきざき商店・昼食
14:00 積丹へ
15:00 浜婦美海岸
17:00 積丹岬周辺
19:00 宿へ戻る
20:30 余市川温泉
22:00 酒宴
1:00 就寝
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