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このドラマの魅力−「瑠璃の島」第5話終了

NTVドラマ「瑠璃の島」第5話が終了。わたくし、本当にこのドラマを楽しませてもらっています。構成として住んでいる人にしか分からない、私達には潜在化している諸問題をストーリーの中で伏線を張り、それらを1話ごとに顕在化に導いていく。その線の束が最終話までにどのようなラインを描いていくのか、とても楽しみです。
さて、第5話は2人の旅人のお話。先週の予告の時点ではもう少し旅人にとって耳の痛くなる話になるかと思ったのですが、意外にライトなお話しになりました。
というのも、海が奇麗で島人に人情があって、旅に適していて移住希望が溢れた楽園であるという沖縄への既成概念に依存してしまうが故の本当の沖縄に対するギャップがあるということです。ちょっと意味不明な文ですが、要はもうちょっとあの2人に厳しいストーリーがあるかと思ったんですね。私が日本一周をした中で旅人と地元住民のトラブルの話を一番多く聞いたのは、実はこの沖縄でした。
ひとつのエピソードを披露すると、私が昨年の沖縄への旅の途中で出会った旅人から聞いた話なのですが、沖縄のとある離島を訪れた際、売店でタバコとジュースを買おうとしたら旅人(=よそ者)ということで店の人に断られてしまったとのこと。12月でも晴れれば熱中症になる沖縄です。その理由を訊ねると数が限られているため、島の人が買いに来たときになくなってしまうのは困る、と。この話だけ聞いたら何と偏った考えしか出来ないのだろうかと思ってしまうところですが、島を楽しみに来ている旅人を蔑ろにしても守らなければならない島の秩序が、離島独特の苦しみがその中にあるわけです。
「瑠璃の島」の一番のテーマである鳩海島の里子によって廃校危機を乗り越える話は実話。ドラマで見ている限りは害がないですが、実際にそれが行われていた鳩間島のその現実は凄まじいものがあったと思います。このままでいいのかと思いながら、里子に依存せざるをえない現実、離島という辺境にしかありえない苦しみ、その背景にある沖縄の経済状況、沖縄独特の歴史、それらを少なからず知らないと理解できない出来事であったと思われます。
あくまでエンターテイメントとしてのドラマ。そんな楽しみの中に小出しにされている本当の沖縄の苦しみを見ること。これが「瑠璃の島」の魅力であると思うのであります。あくまで肩肘張らないでね。

さぁ、ますます楽しみな「瑠璃の島」です。5話は三線も登場しましたね。「てぃんさぐぬ花」が演奏されていました。とてもいい歌です。瑠璃のセリフの「悲しいときも、嬉しいときも…」ってのがとても印象に残っております。つくづく三線は平和を奏でる楽器だと思う次第。
最後に、コブクロ。ドラマに似合いすぎる「ここにしか咲かない花」ですが、ドラマに後発して発売しました。歌詞はこんな感じ。これもとてもいいと思う次第。

※瑠璃の島の記事を書かれているblogさん何軒かにドラックバック打たせていただきました。皆さんで瑠璃の島、盛り上げていきましょう。

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