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マイ・ウェイ談義

マイ・ウェイ〜ベスト・オブ・フランク・シナトラ

マイ・ウェイ〜ベスト・オブ・フランク・シナトラ

映画「スワロウテイル」においてストーリーを動かす原動力になっていたキーワード。1つは題名にもなっている「Swallowtail Butterfly=アゲハ蝶」。胸にスワロウテイルの刺青をしているグリコから「アゲハ」という名前を貰った少女は、イェンタウンの人々と得る体験や自身のアゲハチョウの過去の追体験を得つつ成長していきます。次に「Yen=円」。偽札で一攫千金で成り上がるイェンタウン。その反面、アゲハがライブハウスを取り返す際に破り捨てられたり、死体と一緒に焼き捨てる等無下に扱われるシーンも多々あり。そして最後に「MY WAY=マイウェイ」一万円札の磁気データが刷り込まれたテープにはマイウェイが吹き込まれており、この「マイウェイ」を巡ってヤクザとマフィアが抗争。また何かと劇中で歌われます。フェイホンが死ぬ間際に歌っていたというのは非常に象徴的です。「スワロウテイル」「エン」「マイウェイ」、この3語が自立的に時にリンクして進んだ物語が映画「スワロウテイル」でした。

マイ・ウェイ

マイ・ウェイ (布施明)

でそのマイウェイ、日本語ではあの抜群の声量を誇る布施明で有名。布施明といえばこれですね。で、この曲がアメリカ歌謡界の伝説フランク・シナトラの同名名曲の日本アレンジであるのは皆さんも薄々ご存知だろうと思うのですが、実は大元はフランスの「Comme D’habitude」という曲であるそうです。↓のリンクにフランス版、アメリカ版、日本版の歌詞と訳がのっています。3つの差に注目して見てみてください。

〜フランスの歌をあなたに〜第三回【Comme D’habitude】

制作順はフランス→米国→日本な訳ですが、恐ろしいことに「MY WAY」にフランス版の影も形もございません。こんなちんけな歌は歌えねぇとばかりに完全に作り変えられています。小洒落た雰囲気何のその。フランス版の歌を借りていることを忘れいるのか、自己主義というよりは利己主義ですね。自分の思ったとおりに生きてきたね。見事なアメリカンドリーム。「スワロウテイル」を見て何故マイウェイ?と思っていましたが、アメリカ大経済主義への皮肉なのかと深読みしたくなる次第。
落ちとして日本語版。WAYを「道」として、船出、旅。なんか薄っぺらい。ある意味そのまんま。嗚呼、我がニッポン。

さて、旅サイトを印にしているこのサイト、最近別の話題が多くなってしまいました。また、日本一周ツーリング記に戻そうかと思います。函館で止まってしまいましたが、まだ東北の帰路の旅に、さらに西日本、沖縄と残っています。内容のない長文章で勝負している旅日記。先の見えないツーリング記ですが、根気強く最後まで書く所存。僅かながらの旅記録ファンの方も根強く見ていってくださればと思います。

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