- 2008/08/15 23:59
- テレビと音楽
先般日テレ系で放送されたテレビドラマですね。演出は「ごくせん」「有閑倶楽部」などを手掛けた大谷太郎さん、脚本は中園ミホ。「ハケンの品格」や映画「東京タワー」の脚本を担当しているとのこと。主演は変人2世小泉孝太郎。このドラマを見て、ふと思えば彼の演技を見るのは「ホーム&アウェイ」以来だと気づきました。知ってるかな、ホームアンドアウェイ。その他、ご存知大泉洋、阿部サダヲ、加藤あい、ラーメン袴田吉彦、三石研、戸田菜穂、根岸季衣、淡島千景、山崎努と結構なメンバーが揃っていますね。さすがテレビマネー。
物語のベースになっているのが、カウラ事件という第2次大戦中に起きた日本兵の脱走事件。資料の他、そのとき実際にカウラにいた方からも話を聞いて脚色したようですね。いかにもテレビドラマといったような青二才役の青二才な演技の小泉孝太郎(それはそれでいいのか)に、それを補うかのような取って付けたようなセリフが興醒めを誘いますが、それでもこの物語を作ろうとした気概はとても感じます。特に突撃を決める場面は正しいとかそうでないという答えではなく、そのやるせなさが色濃く出ていて良かったと思います。非常に真剣味がって、そこが共感を起こさせてくれますね。当然、カウラ事件のことを知らなかったんですが、こういう現場の悲劇がいかに上の人間が言っていることがアホくさいかわかります。今でも日本人の誇りだとか、先祖還り的な(←ここが一番の問題)古い愛国主義を掲げる政治家がいますが、クソ喰らえという感じですが、どうしてこう行きたがるんでしょうかね。なんかのアピールなのか、古きを先祖を大事にするってかねぇ。どうして日本はこうなんだろう。ねぇ、小泉の息子よ。
それにしてもリアリティのあるエンドロールの写真。ドラマで一番印象的でした。鳥肌が立ちましたね。最後の写真が一番いいってのはまぁどうかなとは思いますが。ただ、ああいう物語を添えるとあれらの写真もよりいきると言うことですね。あとベテラン勢が良かったですね、山崎努は見せる力があるなぁ。
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- あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった-カウラ捕虜収容所からの大脱走- - 茜食堂 より
