讃岐うどんめぐり、その日の3杯目、屋島にあるわら屋さんへ。わら屋は屋島スカイラインの入口、四国村の同敷地内にあります。同じ敷地といっても、入場門より手前にありますので四国村に入らなければうどんを食べることができないというわけではありません。
わら屋はこんな藁葺きの佇まい。何でも江戸時代の農家を改築しているとのことで、まさに店名のとおりわら家の中でうどんを味わう風情になっております。
こちらがわら屋のうどん、釜揚げうどんです。どぶろくのようなタレがいいですね。釜揚げってのはまさにうどんを釜茹でしてそのまま出されたうどんで、それをつけタレなどにつけていただく形。うどん本来の味が味わえるたべかたかもしれません。もっとも、うどんの味って何、といわれるとそれは小麦粉の味であって、それはあくまで小麦の味に過ぎないわけです。ただ、そこに小麦に合う水やら職人の技が入って、いわゆる他店には出せない名店の味がでてくるわけであります。その意味でシンプルに食べる釜揚げは店の優劣がでるのかもしれんですね。
なんでこんな薀蓄をいうかというと、わたしがわら屋さんを食した時に、おいしい、というよりはただの小麦を食べている印象だったがですよね。有名なわら屋さんのうどん、人気店と思っても、正直おいしいと言い難い。その味気なさにちょっと辟易してたら、ゆくゆくしっかりむしゃむしゃ食べていると、そのうどんの味わいがじわりと出てくるんです。なるほど、これがうどんの旨味なのかな、と感じることができたというわけです。
山田屋さんほどのわかりやすい味ではありませんが、これはこれで讃岐うどんを味わうことができるシンプルな名店ですね。
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