- 2007/09/06 00:22
- 旅のトピック
碓氷バイパスでなくて旧道の国道18号をつらつら登って行くと道沿いに見えてくる。碓氷第三橋梁。通称眼鏡橋として知られています。煉瓦造の橋としては国内最大で1993年に国重要文化財に指定されています。
煉瓦造りといえば明治。こちらは明治の建築物。1893年の竣工ですね。高さが31mもあって、実際に下から見上げると相当な大きさを実感できます。使った煉瓦の数は200万個ともいわれ、世界遺産に登録申請している富岡製作所の倍といわれる数になります。煉瓦建築の隠れ名所ですね。
碓氷峠は、直線距離で約10kmの間に標高差が500m以上ある急勾配な峠であります。明治のこんな急勾配の山奥に、どうしてこんな立派な橋を建てなければいけなかったか。それは戦争です。当時朝鮮を巡って清国と敵対関係にあった政府は、日本海へ軍需関係を運ぶラインがどうしても必要だった。そこで官主導でこの難所といわれる山並みを貫通する鉄道を引いたわけです。当時の高級材質である煉瓦を200万個を使って、当時の建築技術を粋を使って建てられたわけです。
という経緯なわけですが、やはり急勾配に建てられた路線ということで、当時はアプト式と呼ばれる歯車を使った特殊な線路で登っていたようです。人が歩くようなスピードしか出なかったようです。1963年にアプト式鉄道が廃止されるに伴って橋もその役目を終えて、今は横川駅からこの橋までトンネルを抜けていく遊歩道となっています。先々にはさらに遊歩道を延ばすことも検討しているそうです。
おまけの一枚。
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