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世界遺産暫定登録2008その2

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石川県金沢市主計町 主計町茶屋街

世界遺産暫定登録リストのお話。続きです。
次に、先で記事にしたの5件ほどでないにしても、暫定リスト入りを考えてもいいと判断されたのが以下の4件。
[近世の城郭・城下町関連の文化資産]
○ 「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観
○ 「松本城
○ 「萩−日本の近世社会を切り拓いた城下町の顕著な都市遺産−
[近世の社寺とその門前町関連の文化資産]
○ 「善光寺と門前町
[近世の教育資産]
○ 「水戸藩の学問・教育遺産群
○ 「足利学校と足利氏の遺産
○ 「近世岡山の文化・土木遺産群−岡山藩郡代津田永忠の事績−
[近世の街道と宿場町関連の文化資産]
○ 「妻籠宿・馬籠宿と中山道−『夜明け前』の世界−
見ていただければ判る通り、各候補の前にテーマが示されていて、上の3つに関しては、そのテーマに沿っていくつかの候補地がまとめられています。これは単独での登録は難しいが、1つのテーマに沿った抱き合わせなら登録を考えるということですね。「まあまあ」というところでしょうか。
さて、では実際に今後の動きはどうなるか、ということですが、各自治体としては単独で登録できないということは残念でしょうが、それでも他と手を組めば世界遺産の道は開けるわけですから、連携するでしょうね。それにしても水戸と岡山とか、松本と萩とか、無理やりにも見えますがね。当然、これはあくまで暫定リスト入りの話ですから、世界遺産までは道程がまだまだ長いわけです。果たしてこれが世界に認められるかどうか。

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富山県黒部市黒部 黒部峡谷鉄道

そして、3つ目のカテゴリー。ここは「もっとがんばりましょう」といわれてしまったところです。
○ 「北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群
○ 「松島−貝塚群に見る縄文の原風景」(※3)
○ 「水戸藩の学問・教育遺産群」(※2)
○ 「足尾銅山−日本の近代化・産業化と公害対策の起点−
○ 「足利学校と足利氏の遺産」(※2)
○ 「埼玉古墳群−古代東アジア古墳文化の終着点−
○ 「近世高岡の文化遺産群
○ 「立山・黒部〜防災大国日本のモデル−信仰・砂防・発電−〜」
○ 「霊峰白山と山麓の文化的景観−自然・生業・信仰−
○ 「若狭の社寺建造物群と文化的景観−神仏習合を基調とした中世景観
○ 「日本製糸業近代化遺産〜日本の近代化をリードし,世界に羽ばたいた糸都岡谷の製糸資産〜
○ 「飛騨高山の町並みと祭礼の場−伝統的な町並みと屋台祭礼の文化的景観−
○ 「近世岡山の文化・土木遺産群−岡山藩郡代津田永忠の事績−」(※2)
○ 「三徳山−信仰の山と文化的景観−
○ 「山口に花開いた大内文化の遺産−京都文化と大陸文化の受容と融合による国際性豊かな独自の文化−
○ 「宇佐・国東−「神仏習合」の原風景
○ 「竹富島・波照間島の文化的景観〜黒潮に育まれた亜熱帯海域の小島〜

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沖縄県竹富町竹富 赤瓦の集落

ここのカテゴリーは、正直ちょっと厳しいですね。上のカテゴリーでさえ抱き合わせで認めてもらっているのに、こちらはね。一応更なる上昇をといわれているようですが、見込みは薄いかと。
全体的にリストを見て、いくつかはその登録内容も見たんですが、観光的な魅力は感じるんですが、世界基準であるかどうかは難しいところが多いように見えます。例えば、石見銀山が世界遺産登録されたときは、あそこができるならうちでもと各地で気勢が上がったように見えましたが、あそこは「世界」に銀を供給したという世界との繋がりがあったんですよね。マルコポーロ、ジパング。こういうのがないと厳しいかなと。確かに日本で優れていても外国で評価されるかとどうかはまた別問題です。暫定リストに入っている平泉はユネスコの審議の後、登録が延期されてしまいました。日本の中で優れていることはある意味当然ですが、その日本の優れた文化を「如何に」世界にアピールするか、これが重要となるわけですね。
こちらのカテゴリーの中には、最近いった波照間・竹富の八重山諸島や私が住んでいる埼玉県のところも入っていたんですが、まぁ、まだまだということで残念でした。

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