ホーム > 旅のトピック > 東日本フェリー全航路から「撤退」

東日本フェリー全航路から「撤退」

画像(180x119)・拡大画像(640x426)

現フェリーターミナルに改装される前の函館港フェリーターミナル(1998年撮影)

沖縄からちょっと脱線して、この話題。有村産業のニュースを調べていたら、こっちも見つけてしまいました。
青森−函館の青函航路を中心にフェリー事業を展開している東日本フェリーが国内全航路から撤退するというお話。9月の上旬に発表されたとのことですが、東日本フェリーといえばこのサイトでも記事にしましたが、昨年から青函航路に新型の高速フェリーを就航させて事業拡大を図っていたところでのこの発表に私以上に地元では寝耳に水だっただろうことが想像されます。
もともと東日本フェリーは過去に破産しており、現在リベラという海運会社が買い取った会社だったんですね。撤退の理由は燃料価格の値上げなどによる赤字の「見込み」らしく、傷が浅いうちに引き上げようというのが見て取れます。有村産業のようについに倒れたというのとは違いますね。ただ、リベラが一度航路を助けているというのもあって、この撤退には口を挟めない事情があります。

画像(180x101)・拡大画像(640x360)

青森港フェリーターミナル(2002年撮影)

一方、この早期撤退に疑問の声があるのも確か。とくに引継ぎ手がない室蘭航路、大間航路の反発は必至。本体の傷が深くなる前に、と切られてしまう地方はキツイですよね。船舶の移籍や売却ももう決まっているようで、破産前の東日本をさらに壊す行為だとも言われているようです。今後道南自動車フェリーが、東日本フェリーの船舶をいくつか借り受けて青函航路を運行することになっているのですが、そもそもこの道南自動車フェリーの親会社がリベラなんですね。事実上運営先が変わっていないわけです。ではなぜ東日本フェリーは撤退するのでしょう。何か別の思惑があるのだと思われても仕方のないここのところのリベラの行動です。
現状では10月末をもって高速フェリーは休止、大函航路は道南自動車が受け持って税金使って一年延長、青蘭航路は交渉決裂で他社との提携を模索、ということです。今後も動向が気になりますね。
ともあれ実際のフェリー運航はどうなるのか。私個人的には一番馴染み深いフェリー会社で、それこそ学生の頃に北海道に車で行ったときから使っていますから、かれこれ10年の付き合いです。既に廃線になっている室蘭−八戸とかも利用したことがあります。今回撤退になる室蘭−青森も函館−大間も使ったことがあります。なんといっても北海道と本州を結ぶ基幹のフェリー。フェリーはほぼ公共機関ですから、どうにからならないものかと思いますね。今後の情報に注目です。
それにしても有村産業といい、東日本フェリーといい、国内フェリーがどんどん減っていきます。これ以上連鎖が続いていくようなことがなければいいんですが。

関連リンク
東日本フェリーについて私が書いた過去の記事
プロローグ
scene 30 函館
scene 31 青森 大間・尻屋埼
以上北海道・東北 2004より
東日本フェリー 八戸−室蘭航路休止
青森港フェリーターミナル
津軽海峡と函館フェリーターミナル
帰路の津軽海峡越え(1/4)
帰路の津軽海峡越え(2/4)
帰路の津軽海峡越え(3/4)
帰路の津軽海峡越え(4/4)
夜の青森フェリーターミナル函館動画集:函館湾・津軽海峡
以上函館2007より
白い船-東日本フェリー(九越フェリー)を舞台にした映画


]]>

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.helloalive.com/blog/498/trackback
トラックバックの送信元リスト
東日本フェリー全航路から「撤退」 - 茜食堂 より

ホーム > 旅のトピック > 東日本フェリー全航路から「撤退」

検索
フィード
メタ情報