- 2007/10/27 00:01
- 映画

虹の女神 Rainbow Song [DVD]
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2006年。熊澤尚人監督作品。個人的には「TOKYO NOIR」「ニライカナイからの手紙」に続き監督の作品では3つ目ですね。特に「ニライカナイ−」がかなり良かったので注目している監督さん。出演は市原隼人と上野樹里。その他に酒井若菜、尾上寛之、鈴木亜美、佐々木蔵之助、小日向文世、相田翔子とかなり豪華布陣。原作が知的障害の弟の子を宿すという話題作「イノセントワールド」を書いた桜井亜美。で、この桜井亜美と斉藤美如さんという方と網野酸。岩井俊二プロデュースということが一番の話題になってしまうこの映画ですが、この網野さんさんが岩井俊二。配給も岩井俊二のロックウェルでしたね。俳優陣も「リリイ・シュシュのすべて」からなど岩井さんお抱えの俳優さんが多いですね。

虹の女神―Rainbow Song (幻冬舎文庫)
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さて、映画のほうですが、2人の恋の顛末を描いた作品。全体的には小さな世界観で、こじんまり。恋愛小話というところですかね。ラジオドラマ出身の原作らしく、細かく5話に分かれています。詳しく後述しますが、映像にかなり統一感があったので、この構成、脚本かな、その出来だけがこの作品のマイナス材料。組曲惑星ってのもちょっとビビりましたけど。
やはり特筆すべきは映像ですよね。とにかく映像が語る。でもって小さな物語に完全にマッチング。変幻自在のフレームワークがとても心地よいです。久々に見た岩井映像、岩井ワールド。本当に心地よいです。主演の二人も本当に映えていました。でもって二人とも好演。2人ともベストじゃないですかね。とりわけ上野樹里さんはコミカルなイメージも払拭。役に恵まれたせいもありますが相当に魅力的でした。俳優陣とカメラの見事な統一感ですよね。
今回の撮影は2人絡んでいるようで、ひとりはニライカナイの手紙、もうひとりは花とアリスから。岩井ワールドを体験した2人には今後も期待したいですね。今回もプロデューサーという役割の岩井さんですが、映画また撮りませんかね。
ロケ地は成城学園がメインだとのこと。その他は大泉付近と栃木を使っているようです。成城学園は、私の行っていた大学がお仲間だったので多少縁があり。あの大学の部室とか味があっていいですよね。私の行っていた大学も学生会館が相当古くて、あれ以上に汚かったですのですが、ちょっとその頃を思い出しました。こんな素敵な物語はありませんでしたがね。でもその学生会館も耐震の関係で取り壊されるとのこと。ノスタルジー。
うん。基本的にはしみじみスッキリ。清涼感があっていいですね。見てよかったですよ。
評価 ★★★★☆
- 新しい: 秘密兵器のロスタイム弾
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