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雨鱒の川 ファースト・ラブ


雨鱒の川 ファースト・ラブ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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2003年。川上健一の同名原作小説を「がんばっていきまっしょい」「解夏」「船を降りたら彼女の島」の磯村一路監督が映画化。出演は玉木宏と綾瀬はるか、その子役にそれぞれ須賀健太と志田未来という布陣。その他に阿部寛、中谷美紀、柄本明、伊藤歩など。須賀健太くんといえばALWAYSなどあの愛らしい笑顔でいい子役の立場をモノにした感あり。志田未来はブレイク前の作品ですね。綾瀬はるかは「世界の中心−」の前後。玉木宏は綾瀬はるかとも共演していたんですね。宮崎あおい、蒼井優、上野樹里と大手若手女優総取りという印象。中谷美紀はやはり老けている。

アメマス、というの実在する魚のようですね。私は釣りはしないので詳しいことはわかりませんが、いわゆる北海道でよく釣られる鮭とは同族のようで、鮭と鱒は分類上も境界線が不明瞭な関係にあるようです。孵化して海に行って川に遡上して卵を生むようで、まぁ鮭ってことですよね。ちなみにですが阿寒湖には船を転覆させるような大きな鱒が棲んでいるそうです。ナマズが地震みたいなお話ですね。
という雨鱒が、この物語では母との別れや逃避行に絡みつつ展開していくというお話ですね。でなければわざわざイカダで逃げる理由もないですし。もちろん海にたどり着くラスト。主演の演技力も含めて、それほどとりたてる映画ではありませんが、意味がないわけではない、というところでしょうか。磯村監督の作品は原作の舞台背景をとても良く取り扱ってくれる印象があって、今回はロケ地である北海道をふんだんに使っての映画であるというところですかね(原作の舞台は豊北のようですが)。いわゆる北海道の魅力満載の映画なんですが、冒頭にある須賀健太君が丘の上の家からひまわり畑を走り、とうもろこし畑を掻き分けていくシーンがありますが、これは様々な美瑛や当別など様々なロケ地を継ぎ合わせたシーンのようですね。最初はあんないいところはどこだろうと想像していたんですが、そうですよね、さすがにあんなに都合のいい場所はないだろうと。

評価 ★★★☆☆

雨鱒の川 (集英社文庫)

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