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犬と私の10の約束


犬と私の10の約束[プレミアム・エディション](2枚組) [DVD]

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2008年。「ゲゲゲの鬼太郎」実写版の監督をした本木克英監督がメガホン。主演は田中麗奈。その他、加瀬亮、豊川悦司、高島礼子、布施明、池脇千鶴など。田中麗奈の少女時代として福田麻由子が出演。

さて映画のほうですが、タイトルの通り犬のお話。犬というとそれだけで客が来そうな嫌らしさがありますが、見るべきは当然、映画の質。題材がいやらしくてもいいものはいい、悪いものは悪い。ということで本作は悪いです。とにかく作りが雑。場面がばっつんばっつん切れてつながりが全くない。素人目にももう少しああいう場面があればつながるのにとか、こういう表情を撮ればいいのにとか突っ込みたくなるところが多数。ターゲットがペット好きのファミリーということは承知して見たつもりなのですが、あれじゃ子どもでも解りません。それに主題があいまい。犬の十戒がメインのはずで、ソックスが往生したいいシーンの後に、エピローグだけなんだか知りませんが、親子の友情と結婚式。母の風が吹く。必要だったんでしょうか、これ。犬なら犬、家族から家族でしっかり捉えて欲しかったです。というかメインは犬でしょ、この映画。家族愛なら他にもいっぱい映画ありますって。犬映画なら「いぬのえいが」で充分でした。さらには、斉藤家はともかく、それ以外の脇役のキャラクターが薄過ぎて、いてもいなくてもいいような印象。もっとちゃんと作ってくださいよ。
私は犬は飼っていませんので、目当てはロケ地の函館だったんです。それもほぼ期待外れ。あまり函館で撮った意味なかったですね。今まで函館ロケの映画を見ましたが、一番函館っぽくなかったです。具体的には最後の結婚式は外観(函館ハリストス正教会)と中身が違っていました。なんだこれ、正直すべてスタジオロケでもよかったんじゃないかという体たらくです。
そんな中で、唯一良かったのが出演陣の演技。とりわけ前述のソックス大往生のシーンの田中麗奈と豊川悦司の演技は良かった。これに救われます。これがなかったらと思うと、金返せという状態でしたね。

評価 ★★☆☆☆

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