- 2008/07/11 23:59
- 映画

ゲゲゲの鬼太郎 スタンダード・エディション [DVD]
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2007年。言わずと知れたホラーコミックの大巨匠水木しげる同名コミックを実写映画化。「犬と私の10の約束」本木克英が監督。主演ウエンツ瑛士。当然鬼太郎役。猫娘に田中麗奈、ねずみ男に大泉洋、子泣き爺は間寛平、砂かけ婆に室井滋。声の出演で一反木綿に柳沢慎吾、ぬり壁に伊集院光、目玉のおやじに田の中勇。これらで鬼太郎ファミリーを形成。その他出演は小雪、YOU、中村獅童、西田敏行、安田顕、デープスペクター、石原良純、谷啓、きたろう。田の中勇さんは、アニメ版の目玉オヤジの声優ということで、これだけは変えられなかったんですかね。でも、あの声は懐かしくてよかったです。あ、井上真央を忘れました。花より男子な方ですが、実はそれ以外泣かずとばすなんですよね。彼女も永遠の高校生っていうか。
言うまでもなくアニメは大ヒット、これまで何度か実写化されている本作ですが、今回はVFXという大きな武器を得て大ヒットにこぎつけましたね。どう考えても実写に向かない妖怪世界ですが、この映画を見るとなんのその、もう完全に演劇とアニメの融合の時代となりましたね。
この映画の魅力はまさにそこで、ゲゲゲの鬼太郎の世界が実写となったこと。キャラクターがただのアニメから実際の人間が演じることの楽しさ、これに尽きますね。ですが、これ以外は展開はめちゃくちゃ、セリフは支離滅裂、おまけに明らかに演技の経験不足の主演ウエンツ。恋愛の場面などはちょっと腹が捩れるような笑いすら出てしまいます。ある意味ウエンツらしいといえばらしい。誰が悪いということではないんですが、どうしても主演を立てるわけですから、主演の演技が悪いとほかにも影響しますよね。ゲゲゲの鬼太郎の世界観とエンタメとしてはよく仕上がっていましたが、それだけって印象。それだけで充分といえば充分なんですけど。
振り返るとゲゲゲの鬼太郎を見ていたのは本当に幼少の頃。この映画化にあわせてアニメ放送しているみたいですが、今の子どもたちは知りませんよね。以前のアニメを見ている人にはそれなりに世界がわかるかもしれませんが、この映画で初めてゲゲゲの鬼太郎を知った子どもはなんか勘違いしそうで怖いです。そんなことないのかな。
この監督、「鴨川ホルモー」どうなんだろう。同じ妖怪モノってことで食指が動いたんだろうけど、いかにも短絡的でこわいです。「犬と私の10の約束」を観て相当心配していたのですが、この作品を見て不安は少しは落ち着きました。是非いいもの作ってもらいたいですね。
ああ、その前に「千年呪い歌」でしたっけ。いいんじゃないですか、夏休みですし。ウエンツが人間に振られるのもシリーズ化してるんでしょうか。あの展開、「ナニワ金融道」を連想します。
評価 ★★★☆☆
- 新しい: 夕景函館(2/3)-函館漁港
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