- 2008/07/25 23:59
- 映画

監督・ばんざい! <同時収録> 素晴らしき休日 [DVD]
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2007年。北野武監督作品。出演はビートたけし、江守徹、岸本加世子、鈴木杏、藤田弓子、木村佳乃、松坂慶子、大杉蓮、寺島進、蝶野正洋、井手らっきょなど、作品の性格上チョイ役ですが、かなりの俳優が集められていますね。なかなかです。井手博士なんて久々にお目にかかれて嬉しかったです。そういえばらっきょって足速かったですよね。
一言で言うとはちゃめちゃな映画。というかラストのオチのシーンのとおり、「こわれてます」ってのがテーマなんですね。初めから意味なんてないんです。いや、正確に言うと意味があるように作っていないんですね。こういう映画では必ず起こる賛否両論。昔ある方ととある映画に人気タレントが無意味に出演した映画があって、その方はそこがとても気に入らないというんですね。私はもともと意味なんてないんだよって言ったら口論になったことがあります。思えばそこで私が詰られる理由など全くないのですが、意味がないということを理解してもらないんですよね。正確に言うと、その知人が考えている位置に意味がなかったということなんですが。さておき、私的にはありな映画ですね。主題をしっかり追えているし、表現もオリジナリティがある。興行を追わざるを得ないプロの映画監督は指を咥えているんじゃないですかね。ただ、単純に面白かったかなというと、それほどではなかった映画ですが。完成度だけたかくても受け入れがたい三文判映画から見ればクオリティはあります。ただ完成度と見せ方が、ってことですかね。
私が見た北野映画は「TAKESHIS’」に続いて本作が2作目(前に紹介した菊次郎の夏は3作目)で、この2つが北野映画で直近に製作された新しい2品であるということ。意図はよく伝わってそのあたりは理解できるし評価したいんですが、次作はやはり本線で勝負してもらいたいですね。この2作のエッセンスを使って作れば、またいい映画が出来ると思うんですがね。北野映画にあるB級的なものが、特AにもS級にもなると思うんですが。
評価 ★★☆☆☆

北野武「監督・ばんざい」公式ガイドブック
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