- 2008-12-24 (水) 23:59
- 映画のお話

8月のクリスマス スタンダード・エディション [DVD]
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2005年。元ネタは韓国の同名映画の邦画リメイク版とのこと。オリジナルの日本名は「八月のクリスマス」でこちらは8月。八月と検索するとその韓流の方にぶち当たります。どうもオリジナルのほうは韓国で絶大の支持を得たとか。監督は「死国」の長崎俊一。出演はシンガーソングライターの山崎まさよし。白いべスパと水色のジェットヘルが印象的。その他関めぐみ、井川比佐志、西田尚美、大倉孝之、戸田菜穂など。
物語は難病を持つ男と若い女の純愛。私はできるだけ情報を仕入れないで映画を見る性質なので、これが韓国映画のリメイクとは知らなかったんですが、後で知ってなるほどそのとおりですね。韓国映画によく見られるのがノリと勢いだと思われるのですが、それを日本風にしんみり雰囲気よく作ったのが本作なのかなと。オリジナルは見てないんですが、もうちょっと派手だったんじゃないですかね。ただ、そのオリジナルのストーリーを尊重したのかどうか、映画自体の雰囲気の良さは認めるものの、設定や叙述に深みが感じられなかったのがちょっと残念な映画でした。そもそも8月とクリスマスがどう繋がるか、一切説明がないんですよね。ただ雰囲気でタイトルつけただけだろうと突っ込みたくなります。嗚呼、韓流。今じゃ風前の灯ですが、2005年付近だと、まだ韓国韓国と騒いでいた頃ですかね。それに日本自体が純愛ブームでしたね。
その映画の雰囲気をよくしていたのが、俳優陣とロケ地。山崎まさよしはちょろちょろっと映画出ていますが、なかなかの好演でしたね。とりわけ思い込むシーンは良かったです。彼の歌には「一人女性を想う」というテーマがありますが、まさにそのままの演技で、とてもナチュラル。脇役陣も演技ができる方が揃っていてこの辺りはかなり高得点でした。ただ、前述のとおり作り方がね。監督の長崎さんは「死国」で相当がっかりさせられたので、どうかなとは思っていたのですが、もうちょっと練りが欲しかったです。雰囲気はいいので。
ロケ地は最初金沢かどこかかなと思ったんですが、路面電車を見て富山だと分かりました。北陸だと金沢が最初に頭に浮かびますが、高岡あたりもいいですね。あの街並みとか写真館とか目を惹きました。
評価 ★★★☆☆
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