- 2009/04/27 17:42
- 映画

陰日向に咲く 通常版 [DVD]
Powerd by AmazonLink 2.0.0 beta3.
![]()
2008年。タレント劇団ひとりの原作処女小説を平川雄一郎監督が映画化。主演はV6岡田准一。ヒロインに宮崎あおい。その他西田敏行、緒沢たまき、塚本高史、三浦友和、平山あや、伊藤淳史、根岸季衣、本田博太郎と脇役まで豪華な面々。この映画は日本テレビの提供で、最近ありがちなメディアの協力資本に話題作、タレントを集めて豪勢に資本回収をするという映画ですね。
物語は借金をしたり人生を捨ててしまった、いわゆる日のあたらない日陰にいる人たちの群像劇。この映画を見ると陰日向というのは日の当らないというイメージなのかと漠然と考えますが、陰日向を辞書で引いてみると微妙に違うことが分かります。まぁ、雰囲気ということですね。
原作のほうを先に読んでからの視聴。原作ではストーリーをそれぞれの短編になっていたのを映画では結構設定を変えて繋げていましたね。アイドルとアイドルオタクの話は基本サイドストーリーでしたが。この物語のメインはその繋がりでなく登場人物たちの日陰っぷりの哀愁とその心の繋がり。この点は映画でも生かされていたかなと思います。特に映画で重要な役どころになっていたホームレスのモーセこと西田敏行。普段は冗談ばかりいって周囲からホラ吹きと呼ばれているが、そんな言動に秘められた、人との繋がりの真実がある。そのあたりの演技は相当良かったですね。特に宮崎あおいとのシーンは格別です。というかそこのシーンが良すぎてその後もモーセやラストの主人公の件が一切ぐだぐだになってしまっていたというのがまぁなんともですが。それにしても宮崎あおいは演技に幅がありますね。今回2役でしたが、30年前の設定にぴったりはまります。結局はこの映画で一番光っていたかと。そもそもこの映画の役の中で唯一影のないいい役柄でしたが。
評価 ★★★☆☆
- 新しい: さくらん
- 古い: 「高知城はわたしの隠れ家」