- 2009/01/31 00:00
- 尾道→しまなみ→松山2008
尾道での街歩き、
愛媛県松山市live.com/index.php?ID=1230″>しまなみ海道の自転車ツーリング
ここは松山市の海の玄関松山観光港の手前にある海岸。松山を舞台にした敷村良子の著作「がんばっていきまっしょい」のボートの練習場のモデルになっている海岸でもあります。がんばっていきまっしょいは著者の体験を基にしている物語で、実際にここにはこれまた舞台となった松山東高校をはじめ、松山近郊の学校のボート部の拠点となっていて各校の艇庫がビーチの脇で軒を連ねています。という松山ボートの聖地なのですが、実際の撮影では映画・ドラマともこちらの海水浴場では撮影されていません。何でかなと辺りを見回してみると、海水浴場の端に高層のレジャーマンションが建てられているんですよね。物語は30年前の話なのでさすがにこれには無理があったかと。
そして残念ながら冬とあって海にボートの姿はなし。夏は掛け声とともにみんな一生懸命ボートこいでいる光景が見れるんでしょうね。
私にとって海は遊ぶところではなく、思索にふける場所。冬の海には人はいなく、私ただ一人が海岸線を歩いています。無限に寄せる波が視覚と聴覚にひたすらに訴えかけて来るあの空間に、私の神経は研ぎ澄まされます。そして、あの大きな存在に果てしない力を感じることができます。私は海岸で歩き、座り、体を浸し、思い耽ります。
このとき、海は無力を感じさせ、私に問いているようでした。この旅で私が知ったことは孤独でした。
そんなふうに海を眺めているうちに、目の前の情景が芸術味を帯びてきます。海に長くせり出している堤防の先の灯台の上に丁度沈む夕日が掛かってきて、まるでロウソクの灯が点くように、海と空を染めてゆきます。海に光りが灯される、その神の仕業ともいえそうなその光景に、私は心洗われます。海は力を与えてもくれるのです。
ロウソクは世を照らす光。誕生の光。そして人を導く光。海に浮かぶそのロウソクに導かれるならこれ幸い。私はカメラのシャッターを切り、それをそのときはまだ名前を持たなかった君に贈る。この喜びが君に届くなら、そして届くように。
海には思想や祈り、そして回復する力があります。そのすべてを得るために、だから私は海へ足を運びます。
この松山の海も、よかった。
これにて一旦尾道→しまなみ→松山の旅のレポを終了します。本編はまた時期を改めて。次回更新より2007年冬の北九州編をお送りします。
最後に海の動画をどうぞ。
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