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神の島 久高島

旅の途中で、よく「これまでどこに行った」とか「これからどこに行くのか」とよく話題になるのですが、私が「久高島に行きます」というと、ほとんどそれは何処かと聞き返されました。沖縄の人から聞かれるくらいでしたから、よほど立ち寄らないんですかね。本島離島となると久米島とか粟国、慶良間あたりがメジャーなんですかね。でもわたしから言わせてもらえると、その人の目に当らないところにいいものがしっかりと存在しているものなのであります。

沖縄島の南東から5kmほどのところに浮かぶ周囲8kmの島。それが琉球信仰の最高聖地とされる神の島、久高島です。琉球の神アマミキヨが初めに降り立ったといわれるのがこの久高島。御嶽の最高位に位置するといわれている斎場御嶽はこく久高島の対岸にありますが、斎場御嶽が最高とされるのはそこから久高島が眺められるから。琉球国王は、斎場御嶽に来るのはここから久高島を「遥拝」するためだったといわれています。ここから、久高島が琉球王国でどの位置にあったかわかります。

画像(180x134)・拡大画像(615x461)

また、久高島は琉球王朝時代のノロ制度や秘祭イザイホーをはじめとする年中行事などがまだ色濃く残っている地としても知られています。久高島では島の南から10分の1くらいとのところに集落がまとめられているのですが、これは久高島が遥拝されるべきもので、いわゆる島全体が聖地であり、島の北側には住むことはおろか、つい最近までは行事以外では島人ですら入ることが許されなかったとのこと。聖地であるがゆえなのか、しきたりが強く残っているわけですね。

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