茜食堂
久高島の集落外 1
沖縄の夏、久高島の旅。
これまで久高島の集落の写真をお送りしてきました。今度は集落の外の写真をお送りします。
島の大地、木々。長く続く白砂の道。神の島と呼ばれる久高島のありのままを感じてもらえたら。
最初のさんぴん茶は、宣伝ではありません。ただ夏の沖縄には必須ですね。
久高島宿泊交流館
夏の沖縄の旅、久高島の旅。
こちらは久高島宿泊交流館です。その名のとおり宿泊を中心とした公共施設ですね。久高島には個性的な民宿があってそれぞれいいらしいのですが、いかんせん民宿ですから満員になることがる。そこでこの宿泊交流館ですね。なかなかおおきい施設なので宿が取れなかったらここというのがあるようです。写真のとおり綺麗ですね。
わたしもここには泊まったわけではないのですが、ここにはあの久高島の秘祭・イザイホーの資料が置いてあって、これを見てきました。イザイホーの資料は地元の図書館でも見ることができたのですが、ここで見れたビデオの映像は貴重でした。イザイホーに興味のある方は無料ですのでいくといいと思います。
茜食堂だより9月号 茜食堂のお引越し
いやー、本当に暑いです。こんなにあつい東京は生まれて初めて。
さて、タイトルにあるお引越し。
このサイトはあくまで架空の食堂というコンセプトで営業していること踏まえてもらって。まずサーバーを移転しました。さくらインターネットからcoreserverへ。さくらのほうは5年ほどお世話になったのですが、あそこはサーバーダウンが頻発するんですよね。いよいよ業を煮やしました。まぁアドレスのほうは変更がないのでご覧の皆様にはとりあえず関係ないところ。
それに併せてトップページのレイアウトを変更いたしました。リニューアルですね。こちらのコンセプトは動くところ。ただSNSのウィジェットを当てはめただけなのですが、動的なページが出来上がりました。
そしてもう一つ。サイトを分割いたしました。この茜食堂の他に「旅」「映画」「競馬」の3つのサイトを茜食堂の子ブログとして立ち上げました。目的は専門化です。私はもともといくつかのサイトを運営していて、それをまとめたのが茜食堂であり、前身のhelloaliveでした。一旦あったサイトを一つにまとめたのは正直更新が面倒くさかったわけなんですが、それを敢えてまた分割します。このサイトは旅と写真、映画、本、競馬と話題が豊富な上、ここに来て記事が1400にも積み重なって情報量が大量にしまいました。今度はただ分割するのではなく、この積み上げたものをまた別の視点で多角的に皆様にご披露できないかと思い立った次第です。それにいまはwordpressという優秀なブログシステムもあることなので、手間をできるだけかけずに楽しむ方向で考えております。特に今ある3つの子ブログはあくまでメインサイト茜食堂のサテライトサイトとなりますので記事は多く重複することとなりますが、今後は写真や自分の作ったもののポートフォリオなども作成してどんどん幅を広げて行こうと思っております。もっとも、また面倒くさくて1つにもどすかもしれませんがね。
追記:すみません。上記3サイトは不具合が生じたため、公開を延期します。今後公開する際にはまた改めて告知いたします。ただいま誠意工事中であります。
さて、そしてもうひとつ。インターネット上のお話ではなくて実生活。私、家庭や家族の問題がありまして高知より埼玉へ戻ってまいりました。6月の下旬に帰ってもう2ヶ月経ちます。でもってこのくそ暑いコンクリートジャングル、でもって今はすっかり前職にすっぽりはまって生活しております。昨年の4月に片道切符で高知に移住して1年2ヶ月。あるはずがないと思っていて帰りの切符はあるもので、大人しくも都会で生活しております。長かったような短かったような、短いですかね。その間にいいこともわるいこともいっぱいありました。
とにもかくにも移住というのは得難い体験で、農業研修なども受けてまさに成長の舞台でした。というわけで私の移住はこれで一旦終了となりますが、そこらのお話は改めてこちらで記事にしていこうかと思っております。
てなところで、茜食堂、再出発をいたします。今後ともよろしゅう。
老人と海
- 2010/08/31 11:50
- 映画のお話 | 映画・音楽・本のレビュー

老人と海 [VHS]
Powerd by AmazonLink 2.0.0 beta3.
![]()
1990年。ジャン・ユーカンマン監督のノンフィクション・ドキュメンタリー。監督は日米に拠点を置いて活動している方で、他にも「映画日本国憲法」「シャムスキー9.11」などの日本映画を撮影されています。今回この映画は上映初年から20年を経てディレクターズ・カット版としてこの夏に再上映を果たしたのですが、その企画制作を担当する山上徹二郎ディレクターとずっとタッグを組んで活動しているようです。
舞台は沖縄、八重山諸島の与那国島。日本最西端の碑があり、台湾に隣接するいわゆる辺境の島。旅人にとっては目指すべき島のひとつですね。出演は糸数繁と与那国に住む島人たち。糸数氏はいわゆる海人で、オジィ。ノンフィクションですから、もちろん普通の方です。そのオジイが巨大カジキマグロを釣り上げようと格闘する物語です。アーネスト・フェミングウェイがノーベル文学賞をとった同名小説「老人と海」の舞台のキューバと丁度地球を反対にした同緯度にある与那国島であることから、カジキと格闘する小説をヒントに作り上げたドキュメンタリーというのが本作になります。
映画はオジイの漁の光景を中心にハーリーなど島の行事などを織り交ぜていて、ドキュメンタリーらしく映像と小室等の音楽だけで展開。インタビューはあっても勿論せりふなどはなし。もっとも島ことばがわからなくて字幕がないと理解できないといったもの。与那国にスポットをあてているものの、いわゆる沖縄的な映像も極力排除されて、沖縄とか辺境とかとは関係のない、オジイのような海人や島人の生活が描かれる。ひたすらにオジイを追いかける映像は、まさにオジイの人生そのものがこの映画のテーマ。ラストで巨大カジキを釣るわけですがその御年82とのこと。それを昔ながらのサバニ(もっとも古来船ではありませんが)の子舟で釣り上げる様はなかなか見応えがあります。そして楽しくて思わず踊っちゃったというラスト。神というとおこがましいですが、自分の力以上に対する畏怖の念、謙虚さ。もちろん、都会人がオジィのように生きることができるか、そんな簡単なことではない(むしろ無理といったほうが簡単、あれは島人、オジィなりの人生)なわけですが、それでも人生とは何か、というところまで深く掘り下げて私たちに提示してくれる映画となっています。すばらしい。
20年たった今再上映をしたのは、この映画がもっているようなシンプルで素朴ながら生き生きしているオジイのような生き方が改めて見直されているという現代のニーズに合致するというところでしょうか。そして主人公の糸数オジィはこの映画が上映される1ヶ月ほど前に海で還らぬ人となってしまったとのこと。ヘミングウェイの小説を読んだ方なら分かると思いますが、小説のとおりとなってしまったオジィ。オジィの死と小説とこの映画の因果があるかどうかわかりませんが、改めてオジィに敬意を。個人的には数年前から物色していた映画だったのですが、見る機会がなく、今回の再上映でそれがかないました。これにも感謝しておきましょう。そして老人と海の読書感想文の検索で来られた学生さん、ネットで夏休みの宿題を済ませるのは結構ですが、せめてこの映画を見てみましょうよと。
評価 ★★★★☆
ビルマの竪琴(1985)
- 2010/08/30 11:50
- 映画のお話 | 映画・音楽・本のレビュー

ビルマの竪琴 [DVD]
Powerd by AmazonLink 2.0.0 beta3.
![]()
1985年。竹山道雄の同名原作小説を、市川崑監督が映画化。1956年に同監督によって作られた同名映画「ビルマの竪琴」のリメイク作品となります。主演の隊長に石坂浩二。水島上等兵に中井貴一。川谷拓三、小林稔侍、浜村純、北林谷栄、菅原文太。1956年版と比べるとまだ顔馴染みのキャスティングですね。1956年版に続いて出演しているのが浜村純、北林谷栄。北林谷栄さんは同役で出演ですが、画面が白黒からカラーになったせいなのか、まったく変わっていない、むしろ若返ったのではないかと錯覚します。前作から30年も経っているのに。浜村さんは伊東軍曹から村長へ。ビルマ人になりました。川谷拓三さんはなんか久々に見れてなんかほっとしました。
物語については1956版のオリジナルのほうで書いたので割愛。内容から展開、カメラのカットまでほとんど同じ。多少のセリフの入れ替えなどで物語の理解度を上げようとしている程度でほぼ同内容です。敢えていうなら白黒からカラーに変わったのがこの作品の一番のメリット。テクニカルな問題ですね。これは見た目の問題であまり物語の良し悪しとは関係ありませんが、やはりカラーは細部までしっかり読み取れる。物語の理解度が進みます。映画は物語を感じるのは心でもその視覚的な、見るということがどれだけ重要か分かった気がします。これは単純なカラーのお話ですが、撮り方とかアングルとかで変わりますものね。私は白黒のオリジナルから見たので、あの時代の技術の進歩を目の当たりにした気分です。これはすごい。今は3Dなんてありますがね、まだ3D映画は見たことないんですが、どうなんでしょう。
昨今リメイク作品が多いのですが、これはまたむずかしい問題ですね。この作品に関しては同じ監督が、しかも全く同じように撮りなおしている。その時代の俳優で撮りなおすってのは意味があるのかどうか。市川監督はこれ以外にも犬神家の一族を同じ手法でリメイクしていますが、テクニカルな問題はともかく、2度見る者にとってはちょっと無意味ですね。もちろん大きな改変をすればいいかというとそうでもないことはこのごろのリメイク作を見ても明らかなわけですが。もっともこれは原作と映画化という関係そのものにも言えるわけで。ある作品について初めて触れる人には問題がないのですが、特にファンのような人は何度もこの作品に触れるわけです。ビルマの竪琴でいうと原作、オリジナル映画、リメイク映画と3回も触れるわけですね。そう考えるとやはり「より楽しく」してもらいたいなと思う次第です。
ちなみにですが、オリジナルとリメイクどちらがよかったかといわれれば、それはオリジナルですね。何せ同じ映画ですから、先に見たほうが感動が大きかったです。ただ理解度はカラーのリメイクのほうが増すと思います。でも白黒は味があるんですよね。「ビルマの土はあかい、岩もまたあかい」ってのは白黒だとどんな赤色なのか想像させてくれるんですよね。でリメイクのカラーでそのビルマの赤が見れるわけなんですが、実はがっかりしてしまいました。画像調整しているのもあるのですが、実際に見せられると興ざめするものですね。死者の魂のルビーも白黒では白く目映く光っていましたが、カラーだとただのルビー。結構良し悪しが出ます。想像したり思索に入るのも映画をよむのに大事なことだと思いますので、もしかしたら便利になるというのは想像力を失うことなのかもしれません。
評価 ★★★☆☆
ミニベロ in 久高島
夏の沖縄、久高島の旅。
この旅のお供にした、阿蘇2号。もとい、我がミニベロです。島巡りをするのにミニベロ、なんてのがいいと思ってもっていったんですよね。長い移動では車輪を外して袋に入れて輪行。実際役に立ったり役に立たなかったり。歩いて1周出来る島では置きっぱなしだったり。でも、乗っているほうとしては満足。自分の自転車で旅するってのはいいです。
そんなミニベロの、久高島でのショットを数枚。カベール岬、ロマンスロード、集落でなど。前の記事と重複あり。
題してミニベロin久高島。
食事処けい+とくじんのイラブー定食
夏の沖縄の旅、久高島の旅。
島の食堂は2つ。私が泊まったお宿は素泊まり宿だったので、食事は専ら食堂でとりました。
その2つのうちのひとつ、食事処けいさんでは沖縄そばと海ぶどう丼を頂きました。

こちらが沖縄そば。沖縄そばってのは素朴な中に味があるってのがいいところですが、ここのはまさにそれ。泊まったお宿で聞いた話によると「しっかり」と作っているとのこと。合成調味料の味のしないいいお味。まさにダシからしっかり作っているんでしょうね。ここのそばはある意味今までの沖縄そばの中でも1番といっていいかも知れないお味です。てか他がどれだけしっかりつくっていないか、というかそういう味に慣れてしまっているというか。
海ぶどう丼。白身の魚がメインに見えますが、海ぶどうがメイン。ここの海ぶどうは何にせよ新鮮で、おいしい。それまで海ぶどうを食べる機会があって食べたことがあるのですが、おしなべて味がしない。でもここの海ぶどうは違いますね。おいしい。やはりしっかりしたものを出してくれている印象。好印象です。
こちらは食事処とくじんで食べられるイラブー定食。この島の特産である海蛇ですね。味噌汁的にいただくのですが、これが噛み切れなくて大変。味もいわゆる滋養強壮的な味ですね。まぁいい思い出です。
小やどsawa
こちらが久高島で2泊お世話になった小やどsawaさんです。施設は自宅と同棟の清潔感があるお部屋と、離れの古民家があって、希望でそちらも使えるそうです。私は前者のほうに泊まりました。1人旅ですが、個室を使わせていただきました。ウエルカムドリンクを出してくれたり、日焼けしたわたしの顔を気遣ってアロエの薬を出してくれたりと、とてもあたたかい宿主さんでとても居心地のよい時間を過ごさせていただきました。他の宿さんにとまったことがないので一概に言えませんが、とにかくここはおすすめできるいいところです。今回の旅でも1、2を争うすばらしき沖縄の宿、sawaさんです。
アドマイヤセプター号メイクデビュー札幌快勝
- 2010/08/25 11:50
- 競馬のお話
今年は縁あって甲子園をたらふく見ることができました。
沖縄・興南春夏連覇。センバツで優勝して夏は当然目標は優勝。その中ですばらしい戦いぶりでした。徹底して強くボールを叩く練習をしているのがよくわかりました。派手さはなくてもどこからでも点を取れるのはその練習の賜物ですね。先制されても粘り強く逆転する力強さはおっさんでもとても勉強になりました。負けた者たちの意思を汲む、それがひいては自分たちの力になる。タダ勝っただけではなくて、それこそ沖縄県民の、負けた者たちのために戦った甲子園だったと思います。
さて、おっさんは賭け事のお話に。8月21日土曜日。2回札幌開催3日目4R2歳新馬戦に、我らがPOG馬アドマイヤセプター号が出走、初陣を見事に飾りました。しかも7馬身差の圧勝にレコードタイのおまけつき。母アドマイヤグルーヴ、母母エアグルーヴ、母母母にダイナカールという3代GⅠ馬の女系の良血。その血ががっと結実する、そんな圧勝劇でした。外枠に不利のある札幌芝1500mで内枠、有力馬が除外にあったり、大御所近藤オーナーが圧力を掛けただのいろいろいわれていますが、そんなことがなくてもいいような馬です。ちょっとモノが違いますね。
アドマイヤセプターは今年のドラフト1位の馬。ドラフト1位ってのは評判と違って走らないというのが定説なのですが、今年はわたし的にも初めてといっていい大物を引き当てた印象です。アドマイヤの馬に関しては俗にいわれる強権強欲な印象が嫌いでずっと避けていたのですが、いいものはいいという考え方に切り替えて昨年から指名することにしました。プリンスとロイヤル。プリンスは強かったけど惜しい感じでした。あの強欲感は他の馬を応援しておると嫌なものですが、逆にアドマイヤの側からみると心強いもの。それに馬を大事にしていることも分かりました。実績のある大馬主に許される王道、ですかね。社台があって競馬が成り立つ、巨人がいて野球が成り立つ。それのうちのひとつですかね。つよいものがさらに上を目指していく。最近こういう強いものに対してただ僻むだけでなくて、こう前向きに見れるようになりました。
さて、改めて大事なのは馬。セプターは強いのはもうわかりました。重賞あたりは充分に射程に収めた気がしますが、やはり目標はクラシック、そこへ向けてまだまだどんどん強くなってほしいです。次は札幌2歳Sのようですね。次は強豪ともあたりますので、試金石となりますかね。特にアヴェンチュラには負けてほしくないです。
これで今シーズンのPOGは7頭がデビュー、4頭めの勝ちあがりです。特に今年は初のメイクデビュー勝ちになりました。今までの勝ち鞍がみんな未勝利でしたので、個人的にちょっとウレシイです。通算11戦4勝。最近猛暑のせいなのか、入厩している馬がすくないのですが、まぁまぁまだまだですね。
真夏のオリオン
- 2010/08/24 11:50
- 映画のお話 | 映画・音楽・本のレビュー

真夏のオリオン [DVD]
Powerd by AmazonLink 2.0.0 beta3.
![]()
2009年。池上司の「雷撃深度一九・五」を原作に、「はつ恋」「天国の本屋」の篠原哲雄監督が映画化。主演は玉木宏。変わらずトップランナーの一人ですね。北川景子、堂珍嘉邦、平岡祐太、黄川田将也、吉田栄作、太賀、鈴木拓、吹越満、益岡徹が出演。CHEMISTRY堂珍が映画初出演ということで結構話題になったようですが、それ以上に気になったドランクドラゴン。塚地のほうはもう主役級でのキャスティングがあるほどですが、相方も結構ドラマとかに出ているんですね。彼の演技を初めてみたのですが、結構当り役でしたね。
第2次世界大戦、日本軍の潜水艇と米駆逐艦との攻防を描いた作品。原作は戦争中インディアナポリスという最後に撃沈されたアメリカの軍用艦と日本の潜水艦について書かれているもので、さらに戦争系(?)の映画を多く手掛けている福井晴敏を監修としてスタッフ入り。原作自体が史実を基にしたフィクションだということですので、それをさらにアレンジしたという作品。
基本的なテーマはつながりというんですかね。真夏のオリオンと名づけられた恋人から送られた音楽が物語の展開を大きく左右する。作品自体の完成度はあると思いますが、もともと戦争を演じているというよりは映画を撮っているという感が強く、「戦争」というテーマを求めている人にはちょっと物足りないかもしれません。音楽が人と人を分かち合わせる。それは美しいものですが、あまりにも予定調和的。戦争というフィルターを考えるとちょっと白けるところがあります。アメリカとの攻防もなかなか面白かったですが、もっとその戦争が深く語られないと旨味が出ないなあと。戦争で命を尊さを語るのはいいことですが、他にいい戦争映画たくさんありますからね。
演技陣。吹越満、玉木宏が好調。ベテラン吹越は磐石ながら、玉木がここにもしっかり対応していたところいいですね。堂珍もよかったと思います。一応書きおきますが北川景子はちょっと。もうこれ以上の役はこなせなさそう。
評価 ★★★☆☆
- 検索
- フィード
- メタ情報


















